期間
2025/03/1~2025/03/07
サマリー・一言コメント
- 日本の長期金利が2008年以来の高水準
- ゆうちょ銀行の大規模売出しが決定、売出価格は1株1444円に。
- 元イングランド銀行総裁のマーク・カーニー氏がカナダの次期首相に就任へ。
- 米国を中心とした関税に対する日ごとの応報。
米国が鉄鋼・アルミ関税を全世界に例外なく発動。
カナダ・オンタリオ州、米への電力に25%の追加料金を課す報復措置を発表。
トランプ大統領、カナダの報復に対し関税引き下げの可能性に言及。政策ブレも注目
米国がEUにも関税を発動、EUは報復関税で対抗姿勢。貿易戦争の様相に。
カナダへの関税を一時50%まで倍増と表明したものの数時間で撤回、市場混乱回避へ。
カナダが米国に報復関税発動、鉄鋼・アルミ約3兆円分。貿易戦争がさらに激化。 - ウクライナが30日間の停戦案を受け入れ、米国は軍事支援を再開。
プーチン大統領、米国の停戦案に条件。 - 日銀・植田総裁、金利急騰時には臨時オペ対応も。
植田日銀総裁、今後の消費と賃金に改善期待も示すが慎重姿勢崩さず。 - 米国CPIは全体・コアともに鈍化。
- 米PPIは横ばい、FRBの注目するPCEに反映される項目は上昇した
今週の注目値動き
- 貴金属が全面高。特に銀(+4.95%)、プラチナ(+4.83%)が急騰。
- オレンジジュース(-13.09%)が大きく下落。
- エネルギー関連はまちまち:WTI原油は横ばい(+0.21%)、天然ガスは急落(-6.71%)。
- 米国株は全面安。ナスダック100(-2.46%)、ダウ平均(-3.07%)、S&P500(-2.27%)など下落。
- 全体的に円安傾向。特にメキシコペソ/円(+2.04%)、NZドル/円(+1.06%)など新興国通貨が対円で上昇。
- 暗号資産は全面安。イーサリアム(-10.00%)、ソラナ(-5.87%)、ビットコイン(-2.43%)など下落トレンド顕著。
- 金利は横ばいからやや上昇傾向。米国債・日本国債ともに小動き。
- VIX(恐怖指数)は-6.86%と大きく低下、市場のボラティリティはやや落ち着き傾向。
総括
関税の応報の中のリスクオフムードは継続。GDP Nowがマイナスを示していたように、米国の景気後退懸念の折り込み進む。コモディティ高・株安・仮想通貨急落──リスク回避の中で安全資産への資金シフト継続。
各アセットの5 Day パフォーマンス

出典:Barchart.com
今週のポジション報告
決済ポジション損益:
利益:📈 損失:📉 イーブン:➖
新規ポジション
🆕 IVピークアウト想定 - VIX KO ベア long strike 23.5
週の中でエントリー→決済したポジション
📈 寄付き下限ブレーク - N225 micro 2025/03 short
📈 36000円タッチ1Hリバーサル - micro 2025/03 long
📈 4H底値圏1Hダマシ - N225 25/06 long
📉 4H下限レンジブレーク失敗、底値圏スイング的ロング - US500 long
週をまたいで決済したポジション
継続保有ポジション
🟦 個人向け国債 変動10年 long
🟦 インフレヘッジ GLDM long
🟦 待機資金保管 - SHV long
🟦 キャッシュ・セキュアード・プット - TLT shot 85P
ポジションに関する所感
- スイングトレードのエントリー方法を改善しました。
「デイトレ時間軸でのエントリーで、良いものだけをスイング持ち越しにする」という視点です。
今まで「機動的な取引」を狙っていましたが、これでは余計なバイアスがかかり、
「上下当て」や「うねりとりでどの動きも取る」方向に力が入っていました。
要所というのは時折あり、それ以外の動きはフィルターにかけるという方向性が
正しいように思えます。
これによりパフォーマンスが改善しました。
本記事では、私の投資戦略・トレードポジションを公開していますが、
投資助言として利用しないでください。
具体的な売買タイミング・リスク量、
大型株以外の個別株の銘柄名は公開しておりません。
これはコピートレードを行うことや、流動性に影響を与えることを避けるためです。
あくまで参考情報としてご利用いただき、
最終的な投資・トレード判断はご自身の責任で行ってください。