期間
2025/03/1~2025/03/07
サマリー・一言コメント
- ウクライナ和平を模索する欧州の動きが加速。平和維持のための新たな枠組みを検討中。
- セブン&アイHDの井阪社長退任報道を受け、株価が一時急伸。後任は初の外国人社長か。
- トランプ政権のカナダ・メキシコへの関税発動と関税軽減策の発表、一部適用延期が日ごとに行われ、市場は右往左往。
- トランプ大統領、ウクライナへの軍事支援を停止。ゼレンスキー政権への圧力を強める姿勢。
- ドイツが財政拡大に方針転換。国防支出増強を優先し、長年の債務抑制路線を修正。ドイツ国債下落。ユーロ急騰。
- 米民間雇用者数が市場予想を大きく下回る。7月以来の低成長で労働市場の鈍化が顕著に。
- セブン&アイ、非中核事業の売却を進め、総額2兆円の自己株取得を検討。株主還元強化へ。
- ECBが0.25%利下げ、5会合連続の引き下げへ。ただし4月の停止観測も浮上。
- 米雇用統計は堅調ながら、失業率は4.1%に上昇。労働市場の軟化を示唆するデータ。
- パウエルFRB議長、政策金利の調整に慎重姿勢を継続。「急ぐ必要はない」との発言。
- ブロードコム、AI投資の拡大を背景に決算後の時間外取引で8%上昇。
今週の注目値動き
- ボラティリティ急上昇:VIX指数(+19.05%)
- エネルギー価格上昇:天然ガス(+14.55%)
- 貴金属堅調:銀(+4.63%)、パラジウム(+5.00%)、プラチナ(+3.29%)、金(+2.49%)
- 欧州株も底堅い:DAX指数(+3.85%)、ユーロ・ストックス50(+0.88%)
- 米国株全面安:S&P500(-3.10%)、ナスダック(-3.45%)、ダウ(-2.37%)
- 半導体関連売り優勢:SOXX(-2.42%)
- 円高傾向:米ドル/円(-1.74%)、香港ドル/円(-1.65%)
総括
市場はリスクオフムードが強まり、VIX指数が急上昇。米国株を中心に大幅下落し、半導体関連や暗号資産も軟調。一方、貴金属やエネルギー価格は上昇し、安全資産への逃避が見られる。
各アセットの5 Day パフォーマンス

出典:Barchart.com
今週のポジション報告
決済ポジション損益:
利益:📈 損失:📉 イーブン:➖
新規ポジション
なし
週の中でエントリー→決済したポジション
📉 寄り天陰線戻り売り - N225 25/03 Short
📉 IVピークアウト想定 - N225OP 25/03 short 35500P
📉 IVピークアウト想定 - VIX KO ベア long 20
📉 4Hダウントレンド戻り売り1Hダマシ - N225 25/03 Short
📉 ペアトレード・ショートカバー逆張り - N225 long - TOPIX short
📉 1H底値圏トリプルトップ右肩もみ合い上放れ - N225 25/03 long
➖ 日足レンジ・ペアトレード - US Gasoline Apr. 2025 long - US Crude Apr. 2025 short
週をまたいで決済したポジション
📉 PCパリティコール売り - USDJPY 2025/5/7 short 151P - USDJPY short
継続保有ポジション
🟦 個人向け国債 変動10年 long
🟦 インフレヘッジ GLDM long
🟦 待機資金保管 - SHV long
🟦 キャッシュ・セキュアード・プット - TLT shot 85P
ポジションに関する所感
- 2週間前から始めた「機動的な取引」ですが、
これは自分の得意な範囲から外れた取引のようです。
勝率は低く、こうリスクリワードでは賄いきれない損切コストとなっており、
それなりの取引回数でも結果が出ていないことを見ると、
これは期待値がないことを示しています。
市場はリスクオフ。値動きはあり、短期的に狙いたくなります。
ただ、それが自分にとってはうまくいかないということを認め、
より長い時間軸からのエッジが発生するところを待ち構えるということに
徹したいと思います。
本記事では、私の投資戦略・トレードポジションを公開していますが、
投資助言として利用しないでください。
具体的な売買タイミング・リスク量、
大型株以外の個別株の銘柄名は公開しておりません。
これはコピートレードを行うことや、流動性に影響を与えることを避けるためです。
あくまで参考情報としてご利用いただき、
最終的な投資・トレード判断はご自身の責任で行ってください。