期間
2025/2/22~2025/02/28
サマリー・一言コメント
- 武漢研究所が新型コロナに似たウイルスを検出。市場は再びパンデミックリスクを意識する展開に。
- 米司法省がユナイテッドヘルスのメディケア請求慣行を調査。同社は報道を否定し、株価の不安定要因に。
- ドイツ総選挙で野党CDU・CSUが勝利、極右政党が第2党に。景気対策の行方が不透明に。
- ウクライナのゼレンスキー大統領が平和実現なら辞任の意向を表明。→3/1米国との首脳会談決裂
- セブンのMBOが難航。創業家と出資者の対立が表面化。
- 米国とウクライナが天然資源と復興支援の条件で合意。
- NVIDIAの決算、AI半導体の需要で65%増収見通しを発表。しかし、時間外取引では売買交錯。
- トランプ大統領、3月4日にカナダ・メキシコへの関税発動を決定。中国への追加関税も実施へ。
- ビットコインが最高値から25%超下落。仮想通貨市場の急落が波及する可能性。
- 日経平均が1,100円安、5社に1社が昨年8月の急落時を下回る。リスク回避の動きが加速。
- 米PCE統計で個人支出が4年ぶりの大幅減少。消費の鈍化が景気減速懸念を強める。
今週の注目値動き
仮想通貨の大幅下落
- Ethereum (ETH) が -15.73%、XRP が -15.28%、Solana (SOL) が -12.19%、Bitcoin (BTC) が -11.61% など、仮想通貨が大きく下落。
株式市場の下落傾向
- Nikkei 225 が -3.94%、Nasdaq Composite が -3.47%、S&P 500 が -0.98% など、主要株式指数が下落。
商品市場の下落
- 金 (Gold) -3.55%、銀 (Silver) -5.53%、パラジウム (Palladium) -8.53% など、貴金属が下落。
- 原油 (WTI) も -0.91% の下落。
農産物・エネルギーも軟調
- 小麦 (Wheat) -7.99%、トウモロコシ (Corn) -7.03%、大豆油 (Soybean Oil) -6.80% など、農産物も下落。
- 天然ガス (Natural Gas) も -7.14% の下落。
ボラティリティの上昇
- MOVE Index (債券市場のボラティリティ) +13.75%、VIX指数 (株式市場の恐怖指数) +7.80% と大幅上昇。
米国債の利回り上昇
- 30年債 (ZBM25) +1.89%、10年債 (ZNM25) +1.28%、5年債 (F25) +0.94% など、債券利回りが上昇。
為替市場の動き
- USD/JPY は +0.88% で円安方向。
- トルコリラ/円 (TRY/JPY) は +0.37% の上昇。
- EUR/USD は -0.81% でユーロ安。

出典:Barchart.com
今週のポジション報告
決済ポジション損益:
利益:📈 損失:📉 イーブン:➖
新規ポジション
なし
週の中でエントリー→決済したポジション
📉 長時間足レンジトレード、短時間水平線反落確認水平線ブレーク - USDCHF short
📈 ペアトレード・底値圏レンジ、SL直前にナンピン - US30 long / NQ100 short
📉 日足ブレーク前もみ合い戻り売り - N225OP 25/03 long 36000P
📉 下落懸念によるプット買い - N225OP 25/03 long 36000P
📉 IVピークアウト想定 - N225OP 25/03 short 35500P
週をまたいで決済したポジション
📉 2段階のサポート - ETHUSDC 28MAR25 short 2200P
継続保有ポジション
🟦 個人向け国債 変動10年 long
🟦 インフレヘッジ GLDM long
🟦 待機資金保管 - SHV long
🟦 為替ヘッジ - USDJPY short
🟦 PCパリティによる、ターバイからコール売りへ - USDJPY short
ポジションに関する所感
- 勝率は低いものの、米国株価指数の利益によりトントンの週でした。
- 日経オプションで株価の下落を取ることを狙っていましたが、
逃しています。これは機動的な取引「過ぎた」点があり、反省点です。 - 今週からより機動的なエントリーを始めました。
そのため、損切り額は節約される一方、タイミング次第では利益を逃す可能性も大きくなります。
要は、「どれくらいポジションをホールドするか」です。
単純なレンジのサポレジに損切りを置けば、簡単に振り落とされてしまいます。
その場合は長めの時間軸にすることで、ボラティリティを許容できますが、
その分、リスクリワードに対して値幅を必要とすることになります。
「目的の利益を逃さないための時間軸はどのくらいか」を見積もりたいと思います。
おそらく、それより短すぎる時間軸は、機動的に動いても、振り落としが多数発生するでしょう。
適切な時間軸に加えての「自分のプランにとっての有利な執行」を試み、
狙っている利益を、機会損失で逃さないよう心掛けたいと思います。 - リスクオフが起きましたので、次週からはこの収束に対応していくトレードを行っていきます。
本記事では、私の投資戦略・トレードポジションを公開していますが、
投資助言として利用しないでください。
具体的な売買タイミング・リスク量、
大型株以外の個別株の銘柄名は公開しておりません。
これはコピートレードを行うことや、流動性に影響を与えることを避けるためです。
あくまで参考情報としてご利用いただき、
最終的な投資・トレード判断はご自身の責任で行ってください。