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オプションに利用できる優位性

2024年2月9日

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仕事をしながら投資・トレードをしています🔶インデックス投資とスイングトレード🔶オプション・分割売買による柔軟なリスク管理を採用🔶取引銘柄は日本株(かぶオプ)・米国株(米国株オプション)・通貨(FXオプション)・株価指数(日経225オプション/先物)・商品先物と幅広く🔶FP資格勉強中

優位性のない取引はすべきではない

優位性のないトレードは、
いくらメンタルが強固で、資金管理を行っても、破産へとつながります。

オプショントレードの場合、手数料が高く、
スプレッドが広めになっているため、
破産へのの速度は決して遅くはありません。

オプションは原資産の変動による
リターン分布とリスクパラメータを調節するツールにすぎません。
オプションを売れば高い確率で勝てるからといって、
それ自体に優位性があるわけではありません。
反対側には、プレミアムを支払っても儲けられるだろうと、
自分と逆の考えを持っているトレーダーがいることを忘れてはいけません。

オプションではポジションを組み替えることで、
ほぼすべての市況で利益をあげられる可能性があります。
しかし、優位性のないポジションであるならば、
いつかはその利益を吐き出してしまいますし、
そもそも優位性のない時に取引すべきではないのです。

他の短期売買とオプショントレードの優位性利用の違い

トレードにおいて優位性というのは、
「期待値」や「大数の法則」とセットにされることが多い概念です。

FXの短期取引では、優位性のあるチャートパターンで取引を繰り返し、
「期待値を積み上げる」ということをするでしょう。
しかし、オプション取引においては、そう頻繁に取引を行えないため、
優位性の利用が結果につながることを難しくしています。

オプションそれ自体に優位性がないならば、
優位性は別の視点から取り入れる必要があります。

以下に優位性の例を列挙してみたいと思います。

原資産自体の特性からくる優位性

原資産が株価指数の場合、株価指数自体の特性に優位性が隠れています。
つまり、株式投資のように、「悲観で買い、楽観で売り」ということです。
(オプションの場合は、総悲観でプット売り、総楽観でプット買いかもしれませんが)

オプションではIV(インプライドボラティリティ)も変動するため、
それを考慮に入れなければなりませんが、
原資産から生じる優位性はぜひ利用したいところです。

米国株の場合、銘柄の優良性も影響してきます。
インカムゲイン的にホイール戦略を行いたい場合、
暴落が考えにくい優良株を選ぶことが戦略の優位性を担保します。

オプションのIVとHVとの比較

IV(インプライドボラティリティ)がHV(ヒストリカルボラティリティ)より
高ければ、オプションを売ってデルタヘッジすると、
理論的には利益が出やすい状況になります。

逆にHVがIVより高ければ、オプションを買い、
デルタヘッジすると利益になりやすくなります。

株価指数の場合、IVがHVより高い状況がかなりあり、
これがオプションの売りが買いよりも有利な状況を生んでいます。
(ファーアウトなプットを思考停止で売れば儲かると言っているわけではありません)

IVの平均回帰性

高く跳ね上がったボラティリティは無限に上がるわけではなく、
時間とともに一定の値まで戻ろうとする性質があります。
また、低くなり原資産の変動が少なくなった状況も、
いつかはボラティリティを取り戻します。

オプションではボラティリティの売り買いをすることができ、
ボラティリティの平均回帰特性に合わせてトレードすれば
優位性を担保することができます。

全体の1/2以上のシナリオをカバーできる

原資産の特性とIVの特性を踏まえると、
オプションは通常のトレードではカバーできないシナリオの幅を
カバーすることができます。

株価指数が下げてさらにプット側のIVが上がるときと、
株価指数が上がってコール側のIVが下がるときの
両方のシナリオをカバーできます。
通常のトレードの場合は上がるか下がるか、どちらかしかカバーできませんが、
オプションはそのツールとしてのメリットを活かし、
優位性を持っていると言えます。

トレンドフォロー

原資産が連騰あるいは続落する場合、
オプションの買いによるトレンドフォローは非常に力を持ちます。
これはオプションの買いによる、
リスクリワードが良い性質が影響していることと、
トレンドフォローそれ自体が優位性を持っているためです。

これは後述の「チャートからの優位性」とつながる部分があります。

重要イベント・決算前後のIVの変化

重要イベント・決算により、大きな値動きが期待できると考え、
オプションを買うトレーダーが多くなります。
その結果、イベント前にIVが高まり、
イベント後にIVが急落する現象が発生します。

教科書的には「イベント前にストラドルやストラングルを買う」と書かれていますが、
これは大衆心理に従ったトレードであり、
IVの高いところでポジションを持つため高値掴みの可能性があります。

短期トレードができるのであれば、
イベントのさらに前でボラ買いポジションを仕込み、
イベント直前でそのポジションを利益で決済。
イベント直後に値動きがそれほど大きくなければボラ売りをするというのが、
オーソドックスな戦術となります。

ただし、銘柄によって違ったり、原資産が窓を付けるなど、
毎回期待通りになるとも限らないところが難しいところです。

チャート形状

もしチャートを利用した先物の短期売買が得意な場合、
オプションを組み合わせると利益を上げられる可能性は
さらに高くなります。

難しいのは、相場観を使ってオプション取引をした場合です。
「過去とは違ういつも新しい市況」に向かっていると感じられ、
本当に優位性を持って取引しているかあやふやになりがちです。

日足レベルで重要なラインを超えてきたとき、
大相場になる可能性があります。
あくまで可能性ですが、
大相場を予期するためにはチャートが必要であるという根拠となります。
しかし、「単純にサポート・レジスタンスラインに来たから逆張り」では優位性を担保できません。

おわりに

以上、優位性をいくつか挙げてみました。

これらを利用して利益を上げてみたくなりますが、
どれも研究と習熟が必要です。
聖杯のように手っ取り早くとはいきません。

また、優位性のある状況まで待つことは非常に重要です。
オーバートレードをしないことは、パフォーマンスに直結します。

オプション取引では、大数の法則はあまり利用できません
(0DTEなどの短めの満期の回転売買を除く)。
しかし、優位性と適切な資金管理を行うことで破産せず、
オプションのレバレッジ性も相まって、
資金が増えるスピードは決して遅くないと思われます。

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