トレンドフォローとは
トレンドフォローとは、
「価格が一方向にモメンタムやトレンドを形成するとき、
その方向にトレードを行うことで大きな利益が得られる」トレード・投資法です。
トレンドフォローは順張りと同一視されますが、
厳密な定義は異なります。
トレンドフォローの厳密な手法
トレンドフォローは多くの先物銘柄(通貨・債券・金利・金属・商品・株価指数)
に対して分散したトレードを行い、その際のリスクは厳格に管理します。
エントリーからエグジットまでは、システマティックであり、
裁量の余地はありません。
「損小利大」を徹底し、
トレンド発生時の大きな利益によって損を補うトレード方法です。
CTA、マネージド・フューチャーなどの機関投資家が行っています。
将来的な運用予定
資産を増やしたら、ゆくゆくはトレンドフォローを行いたいと思っています。
メリットとデメリット
その理由は、
- 資産の増加によって、
個別株のシステムトレードのマーケットインパクトが避けられなくなる。
先物市場なら、市場規模が比較的大きく、それなりの資金を運用できる - クライシスアルファがあり、金融危機などがある場合に、
大きく利益がでるポジションを構築できる - トレンドフォローのリターン分布は、株価指数と相関がほとんどない。
投資アセットとしてみた場合、株のバイ&ホールドの資産と分散すると、
より少ないリスクで同等のリターンが期待できるようになる
というメリットがあるためです。
反面デメリットあります。
それは、
- 日常的にドローダウンに苦しむことになる。
必ず起きる20~30%のドローダウンは覚悟しておかなければならない - トレンドフォローを始めるには、数多くの市場を取引するため、
その分の証拠金を用意しなければならない。
ロットに対して、日々の資産変動が許容できる範囲内に収めるためには、
少なくとも1000万円は必要 - トレンドが出ることは、学術的にも多くの検証がなされている。
ただ、将来的にトレンドフォローで稼げるかは保証がない。
特に、昔はトレンドフォローが儲かっていた時期があったが、
昨今そうでもないのではという疑問がある
ということです。
複数システムで運用する
そのため、私がトレンドフォローをする場合は、
それ単体で運用することはないかもしれません。
「短期売買のシステムを取り入れることで、
ドローダウンを抑え、トレンドフォローの大きな利益を待つ」
ということを考えています。
ブログで検証結果をアップ予定
このブログにて、不定期に、
トレンドフォロールールとその検証結果をアップできればと思います。
トレンドフォローの場合、その取引ルールをおおっぴらにすることに、
あまり問題はありません。
その件で有名なトレンドフォロールールは、「タートルシステム」でしょう。
秘密が破られ、書籍などで全世界に公開され、
タートルシステムそのものから確かに利益は得られにくくなりました。
しかし、オリジナルルールでも、利益はまだ出ていますし、
パラメータを少し変えることで、
特定のルールを狙い撃ちしたダマシをさけることもできます。
資産のまだ小さいうちに十分検証を積み、
トレンドフォローが行えるようになった時点で、
スムーズに運用できるよう、準備していきたいと思います。