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オプショントレードのエッジは、非ランダムウォークと値動きの経路

2024年1月24日

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仕事をしながら投資・トレードをしています🔶インデックス投資とスイングトレード🔶オプション・分割売買による柔軟なリスク管理を採用🔶取引銘柄は日本株(かぶオプ)・米国株(米国株オプション)・通貨(FXオプション)・株価指数(日経225オプション/先物)・商品先物と幅広く🔶FP資格勉強中

ポジションの振り返り

2024年1月のSQ締めまでの1か月間、
ポジションは主にオプションの売り戦略に偏っていました。

想定通りの相場観でポジションを保有していた場合、
利益を得ることができたのですが、
リスク管理上、早めに損切りを行ったため損失を計上する結果となりました。
これは「ポジションをホールドしていたら利益になっていたのに」という、
トレードではよくある状況であり、リスク管理を緩めることもできず、少し悩むことになりました。

先日の記事にも書いた通り、
満期損益や途中損益だけでは情報量が足りず、
オプションの損益の変動は原資産価格の動きに依存しているためです。

ポジションを持った後にすぐ逆行された場合、
ホールドしていれば利益になるかもしれませんが、
「ひょっとしたら大損するかもしれない」というリスクもあるため、
ホールドするのが得策とは言えません。

オプションには値動きの経路の想定・対応が重要

オプションのメリットとして、
「相場観をポジションに落とし込める」という点があります。
レンジ相場を想定したアイアンコンドルがその代表例でしょう。
しかし、アイアンコンドルも満期保有の場合、
よほどのエッジがない限り、
インザマネーになりやすさが統計的に反映されるだけの損益分布となります。

また、急騰急落で一気にレンジを外れた場合、
ポジションの保有が精神的に容易ではありません。
やはり原資産の動きに依存するため、トレードには揺さぶりがかかります。
しかし、経路依存性は敵ではなく、むしろ期待する経路に賭けてデルタヘッジ、
損切り、ポジションの組み換えを行うことで利益を生み出すことが、
オプショントレードの醍醐味の一つだと感じます。

相場観からオプションのポジションを構築する際には、
「どの経路を通ることを期待するか」、
「こういう経路になったらどう対応するか」を
具体的に考える必要
があります。
ポジションを保有し続けられるかどうかは
トレーダー各々のメンタルに依存するため、
自分自身を理解しておくことも重要です。

エッジ検証の難しさ

難しいのはエッジの部分です。
「ある経路になることに賭ける」ことや、
「特定の経路に対してこう対応する」ということが、
本当にトータルでプラスになるのかという点です。

現実的な方法としては、
リアルタイムスプレッドシートでオプショントレードのツールを作り、
仮想のポジションを組むことです。
似たような市況で同じポジションを組んだ場合の損益を
あらかじめシミュレーションしておくことです。

例えば、急落により市場が驚きコール側のIVが上昇し、
さらに下げるのか、上げるのかわからないときに、
フルヘッジベアシンセを組むというものです。
これはボラティリティトレードですが、
今までの下落の経路や、
これからの上昇・一層の下げの経路に対する市場の反応が
ある程度分かっているため、
エッジが残っています。

ただ、上記の例は、
万年変わりゆく相場で相場観を
オプションのポジションに落とし込むこととは若干ギャップがある例です。

相場の一面である、
中身の見えない袋から玉を出して色をでたらめに当てる行為と、
優位性のある相場観でオプショントレードを行うことの違いについて、
もう少し深く考えることが値動きの経路に対して
オプションを使うエッジ考察につながります。

非ランダムウォークがエッジの源泉

相場観を当てたり、
「特定の値動きの経路を許容し利益に変える」ということは、
原資産がランダムウォークをしていないことを意味
します。
あるいはランダムウォークをしていても、
そのボラティリティの変化を当てることができるということです。

ランダムウォークをしていた場合、
オプションのブラックショールズモデルにもある通り、
期待値は0であり、
オプションのインザマネーになりやすさが統計的に反映されるだけの
損益分布となります(アイアンコンドルと同様に統計的な収束をします)。

デルタヘッジの場合、
インプライドボラティリティと実際のボラティリティの差が損益として現れてきます。
「ランダムウォークはしないことがある。ボラティリティは変化しうる」という
観点からであれば、エッジを見つけ出すことも可能かもしれません。
少なくとも、刹那的に相場観を持ち、
ランダムウォークな市場に翻弄されることは少なくなるでしょう。

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