コロナウィルス感染の実体験から学ぶ
最近コロナウィルスに罹患しまして、
自宅療養をしています。
体調を大きく崩してしまうと、どんな影響があるのかと言えば、
いろいろな面でポジション管理がおぼつかなくなります。
平常なら平気なことが、できなくなります。
実体験としてかなり勉強になった面もありますので、
療養がてら、記事にしてみたいと思います。
体調不良のせいでトレードが乱れているのに気づくまで
先週末の地銀セクターの株高に興奮を覚え、
「大相場が来るかもしれない」と素直に思いました。
自分もジャンピングキャッチでリスクを取れば爆益ではないかと。
発注を終え、その2時間後、寄付注文を解除している自分がいました。
自分のやっていることは初動を取っているのではなく、
単にイナゴであり、よくないことだと。
次に、その時持っていた香港株価指数etfのコールオプションが気になりだします。
元々買い増しする前提のリスク管理であったのに、極度に怖くなったのです。
「満期近くで、株価が下がったら、
オプションをロール(満期を繰り越すこと)しても大きな損失が出る」
という恐怖にとらわれてしまい、
結局ポジションを手仕舞ってしまいました。
その後、床に就くと、激しいのどの痛みと咳の症状が出て、
「自分は体調が悪かったのだ」と気づくに至りました。
近視的な高揚感からの、ジェットコースターのような悲観は、
体調不良から発生したものでした。
他のトレード配信者のケース
自分がお世話になってるトレード動画配信者の一人も、
体調不良時にトレードのライブ配信をしていた際、
明らかにメンタルの状態が悪いなと感じたことがあります。
チャートの形状にかなりこだわりを持っていたり、
そこそこ大きな損失を放置する形で寝落ちしてしまったり、
トレードスタイルが崩れるきっかけになってもおかしくない状況でした。
教訓
体調不良はとかく、平時の状態を崩してしまいます。
投資・トレードで体調管理をするというのは、
かなりいろいろな意味合いが含まれています。
メンタルを落ち着かせ、平常の投資・トレードを継続するためとも言えますし、
万が一があって、ポジションが放置されても、家族に迷惑をかけないようにするため
というのもあります。
適度に運動し、長時間椅子に座ることや、根を詰めることを中断し、
寿命を縮める要因をできるだけ軽減し、
投資・トレードに見合った長い人生を送るというのもあります。
今回の経験は特にメンタルについての教訓でありましたが、
その他のことについても意識しなおす機会となりました。
余談ですが、
恐怖でポジションをクローズした時、
暴落時の大きなポジションを抱えている人の恐怖が頭をかすめました。
ああいうものなんだろうなと、少し想像できるようでした。