現在の投資・トレードについて、以下の通りに運用をしていきます。
前回方針からの改訂内容
- メンタル・取引中止安全弁(ロックアウト)の明確化
- ポジション保有に関する項目を追加
- オプショントレードにおいてセータ売り目的のポジション禁止を明記
取引戦略
メイン戦略ーポートフォリオ/中・長期投資戦略
資金:
現物:全資金の6割を割り当てる。
LEAPSオプション:全資金の25%を割り当てる。
ファンダメンタルに則したアセット・個別株に投資。
取引時間軸:
2か月以上の中・長期
個別株で特に投資的なエッジがある場合は期間を限定しない。
取引銘柄やアセット:
特に制限しない
レバレッジ:
金利と相談し、必要に応じてかける。
禁止事項:
単なるチャートでのスイングトレードは行わない。
メイン戦略ーデイ・スイングトレード
(デイトレ戦略については、私のBlueskyアカウントで中心に取り上げています)
資金:
(自己資金運用)全資金の15%を割り当てる
(プラットフォーム利用)資金を割り当てず、各種収入より経費を支払う
取引時間軸:
数分~数日
利益が伸ばせるなら、適時持ち越しを検討し、保有期間を延ばす。
取引銘柄やアセット:
株価指数・為替・商品先物・暗号資産
リスクリワード比が良い時はオプションの買いを検討
レバレッジ:
使用するが、損益の増幅のためではなく、リスク管理・証拠金圧縮のため
オプション:
スイングに関しては日経225やSPX、VIXなどのオプションを併用する
ロット基準:
1取引当たり、最大損失1%を基準とする複利運用。
確度が高い部分、値幅が稼げそうな部分では1.5~2%程度を使う。
短期投機的戦略ーオプション大相場戦略
資金:
日常生活収入と副業、ポートフォリオ運用におけるインカム収入や、
デイトレ・スイング戦略の収益をプールしておき、この戦略に割り当てる。
取引対象:
大相場が予期されるアセット・銘柄
取引時間軸:
1H~日足。
レバレッジ・リスク:
ハイリスク・ハイリターン。
長期戦略ーセーフティネット戦略
生活貯蓄や、パッシブ運用投資資金について、超長期投資として運用する。
これは、積極的な投資・トレードがうまくいかなかった場合の保険として運用。
生活収入のうち、一定額をパッシブ運用に積み立てる。
今後配当金が継続して入るようであれば、一定額を再投資する。
パッシブ運用ポートフォリオは以下の通り。
- 日本株式 25%
- 先進国株式 25%
- エマージング株式 10%
- 先進国債券 20%
- ゴールド 20%
リスクにさらせないお金は日本国債の個人向け国債で運用する。
インフレに関しては、適時ゴールドアセットに投資する。
運用システム
テクニカル分析
エントリー根拠は15min~週足
トレンドをメカニカルに規定し、それに反しないトレードを基本とする。
したがって、以下の値動きを狙う。
- トレンド(メカニカル)
- トレンド(押し目買い・戻り売り)
- (ボラティリティ)ブレイクアウトによるモメンタム
- 底値圏売り買い拮抗によるレンジ買い
- 天井圏売り買い拮抗によるレンジ売り
- トレンド転換が予期されるポイント(トレンドラインブレーク・ダウ理論転換)
- トレンドのあや戻し(超短期)
- 各種ダマシ・ポジショントラップ
ファンダメンタル分析
適時、以下のファンダメンタルを考慮し、
テクニカル分析では行えないスルーやリスク管理を行う。
- マクロ環境の下支え
- バブル
- 暴落とその前の下落の予兆
- 資金の流入・流出によるアセットの値動き、セクターの強弱
- 個別株の場合は強力な事業の強み、利益の倍増の見込み
- イベントトレード
単純にファンダメンタルから値動きを予測するのではなく、
市場参加者の仕掛け、事実売りなどを予期して利用するトレードを行う。
建玉操作
ブレークなどダマシが発生しやすいところ、
ピンポイントエントリーが難しい場合、
価格帯を設定してポジション構築をする場合は、
エントリー時・決済時に建玉操作・分割売買を行う。
トリガー
リバーサル(ダマシ、高値安値更新失敗、ハラミ足、ヒゲ)確認後の
エントリーをメインとする。
ただし、足確定時は逆行の可能性があるので、出来高や約定情報を精査できる情報にて精査する。
完全な指値逆張り、天底当ては不利なので行わない。
あくまで優位性があるときの指値となる。
取引基準
以下の状況のいずれかに当てはまる状況で取引を行う
- 取引をすることで、一時的な損益の背景にある期待値が積みあがる状況
- 良いリスクリワード比
- 建玉操作、分割売買(半玉・ナンピン、ツナギ、ノセ)、オプションによる、
建玉の平均コスト・シナリオ対応を有利に持っていける状況 - エッジ=非ランダム性を強く意識できる状況
- 反対ポジションが非常に不利な状況
- ダマシ
- 典型的な市況反応、またはその先回りと対応
(オーバーシュート、一時的な逆行、懸念事項織り込み、デッドキャットバウンス)
損切幅について
短時間軸での天底当てに近くなるほど、保有時間とノイズにやられ、トータルで負ける。
長くなりすぎると、LOTを下げざるを得なくなったり、必要な値幅が広がり、期待値が下がる。
現実的には、目下のサポートレジスタンス・価格帯と、長期のサポートレジスタンス・価格帯の間で決める。
ノイズにやられずに、ホールドすることが目的の場合、チャート形状ではなく、ATRなどのボラティリティ指標で判断する。
(日足ATRであればおおよそ80%台、その2倍の幅であれば97.5%の確率で1日間損切にかからず保有できる)
オプションの使用
オプションの買いを中心ポジションとする
- レンジの原資産逆張り、押し目・戻り・モメンタム・トレンドにおける
リスクリワード比の改善 - IVの買いポジション
- 株資産のヘッジ
オプションの売りについては以下の状況で利用する。
- 急騰・急落、イベントなどのIV上昇時
- 元々ポジションを持つつもりの時に、指値的利用をする場合
(ターゲットバイイング・カバードコール) - レシオスプレッドなど、オプション特有のポジション
(ただしセータ目当てのポジションは取らない)
その他、イベントトレード・ヘッジ・カラー取引などオプション特有のポジションに優位性がある場合は、
スプレッド取引など利用する。
閾値について
監視銘柄は少なくないため、
むやみやたらに売買することはオーバートレードにつながり、致命的となる。
しかし、チャンスを逃し、それ以外の利益にならないトレードも避けたい。
したがって以下の通り、エントリーの閾値を設定する。
これらはIF-Thenルールにより、バイアスを排除する。
- チャート上に違和感を感じた場合は、すぐにエントリーしない。
- トレードアイデアが、売りポジションを含む複雑なオプションポジションであるなら取引を行わない。
- 根拠がトレンドの綾戻しではなく、トレンドの天底当ての場合は、スキャルピング以外の逆張りエントリーをしない。
(トレンドの逆張りはご法度) - 誘うようなチャート形状であっても、重要経済イベントは軽視しない。
(エントリーを控える、ヘッジを考える、その後のファンダメンタルの変化でのエントリーを考える) - 単純な時間足確定の成り行きエントリーは控えること(特にブレークエントリー)
- オプションにおけるセータ目当てのポジションは取らない
ポジションの保有に関すること
- エントリーをしたならば、エグジットも同じ時間軸でのエグジットを基本とする。
長い時間軸の保有は、それがポジション保有後に感じるスイートスポットであるかで感覚的に判断する - 途中決済は運用システムの損益の出方を変えるため、極力行わない。
ただし、あきらかな順行否定はベイズ確率的に途中決済をしてよい。 - ノイズにやられることは、パフォーマンスを落とす結果となる。
過度のハイレバ・わかりやすい狭い損切り・高いLOTでないことを確認する。 - マーケットは行き過ぎて戻ることがあるので、寝ているときは遠くの指値を忘れないこと。
ロックアウト(取引制限)
- 同じプランで2度失敗をしたら、以後冷静になるまで取引を行わない。
(原理的に狙った値動きを逃すこともあるが、破滅的な取引をしないための安全弁とする) - 一回めの取引で、何か変だと考えながら損切りしたら、2回目までに冷静になる時間を置く。
- 大きな値動きがあり、その値動きのような利益を直後に望む気持ちが生じたら、取引を行わない。
- 用事がある場合は、その前後で慌てた取引を行わない。
- 無理にチャートから取引機会をひねりだそうと考え始めたら取引しない。
- 慢心し始めたと感じ、その時取ったポジションが「甘い」と感じたら、即閉じてロックアウトする。
出金・戦略間資金ルール
全運用資産
全運用資産に対して、
年始を利益0とし、
翌月初の運用資産から算出される利益パフォーマンスが、
最高値を超えた分の10%を出金する。
ただし、それは確定損益のキャッシュポジションより出金する。
例:
1月5%, 2月-8%, 3月6%, 4月4%の損益が出たとき
2月初日時点で5%のうちの10%、0.5%を出金。
3月初日時点では累計-3%なので出金なし。
4月初日時点で累計利益3%で最高値の5%を超えていないので出金なし。
5月初日時点で累計利益7%で最高値を超えたので差分の2%を出金。
ポートフォリオ/中・長期投資戦略
配当金は全額出金しても再投資してもよい。
デイ・スイングトレード
■自己資金
出金は行わなず、再投資を前提とする。
収益の一部は「ポートフォリオ/中・長期投資戦略」あるいは「オプション大相場戦略」へ配分する。
■プラットフォーム
適時出金。
オプション・長期投資・一部生活費用として配分する。
オプション大相場戦略
収益はプールせず、その他の投資・トレード資金の底上げとして利用する。
運用目標
・投資・トレード資金
年5%~40%程度のパフォーマンスを長期にわたり継続運用する。
本記事では、私の投資戦略・トレードポジションを公開していますが、
投資助言として利用しないでください。
具体的な売買タイミング・リスク量、
大型株以外の個別株の銘柄名は公開しておりません。
これはコピートレードを行うことや、流動性に影響を与えることを避けるためです。
あくまで参考情報としてご利用いただき、
最終的な投資・トレード判断はご自身の責任で行ってください。
