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低リスクの投資・トレードとは?分散・歪み・リスクリワード・期待値の総合的な要素

2024年5月16日

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仕事をしながら投資・トレードをしています🔶インデックス投資とスイングトレード🔶オプション・分割売買による柔軟なリスク管理を採用🔶取引銘柄は日本株(かぶオプ)・米国株(米国株オプション)・通貨(FXオプション)・株価指数(日経225オプション/先物)・商品先物と幅広く🔶FP資格勉強中

はじめに

今までなかなか腑に落ちなかったことがあります。
それは、成功した投資家・トレーダーがよく言及する、
「投資・トレードは低リスクの機会を逃さない」ということです。

バリュー投資であれば、
なんとなく低リスクにはなりそうだというイメージは受け入れられます。
しかし、実際個別株投資して、低リスクと感じられるかどうかは別です。

また、トレードの場合は期待値や統計学・確率論が大きな割合を占める中で、
低リスクというのを見極められるのかどうか、
そこが私には今まで分かりませんでした。

「低リスクの投資・トレード機会」とは何でしょうか。

高勝率損大利小は低リスク?

まず、投資・トレード全般での低リスクを考えてみましょう。

勘違いしやすいことに、「高い確率で小さい利益が儲かる」ということがあります。

FXでの高金利のスワップポイント、利益が出たらすぐに利確する、
オプションでのファーアウトを売る行為、などです。

これは損大利小の引き換えとして本質的に高い勝率であることが分かります。
利益に対して、損が大きいという意味で、低リスクではありません。

マーケットではよく言われるように、
「列車のレールの硬貨を拾う」行為となってしまいます。
列車にひかれたら元も子もありません。

分散という低リスク化

投資対象のアセット選択では、分散ということが言われます。
有名な現代ポートフォリオ理論です。

低相関のアセットや戦略を特定割合で組み合わせることで、
単一のアセットよりも小さいリスク(ボラティリティ)で、
同一のリターンを得られるという理論です。

数学的ではあるものの科学的ではない面も多い、
マーケットの学問において、実際に機能した理論としても、
非常に画期的なものでした。

「フリーランチ(タダメシ)はない」とされるマーケットで、
ほとんど労力を掛けずに低リスクにできる数少ないケースと言えるでしょう。
(しかし、実際はうまくいかない面もあります)

裁定取引とサヤ取り

また、フリーランチに近いものとしては裁定取引があります。
厳密にはリスクは0にならず、またそのパイの大きさも限られています。

二つの銘柄の価格差を利用するという意味においては、「サヤ取り」もあります。

サヤ取りは様々ですが、価格の一瞬の歪みを取りにいくタイプにおいては、
利益を得やすいという意味で低リスクな取引と言われることがあります。

本質的価値とのギャップ

価格の歪みではなくそれが本質的価値とのギャップである場合、
そのギャップが是正されることに賭ける投資法が成り立ちます。

すでにダウンサイドに歪んでいるために、それ以上価格が下落しにくく、
そういう意味では低リスクと言われます。

収益に対してとるべきリスクが低いケース

リスクリワード比における、テクニカルな低リスクも成り立ちます。

トレンドフォローなどリスクリワード比が1:3であるとき、
リワードを1に置き換えると、リスクは1/3になります。
つまり、収益に対して取るべきリスクが低いと言えます。

期待値自体の高さ

期待値の高さが低リスクと言える場合があります。

この場合、リスクリワード比だけでなく、勝率もそこそこ高いため、
取引機会が少なくとも、1回1回の取引で稼げることが多く、
大数の法則をあまり期待しなくてもいいという意味も含めて、
低リスク
と言えます。

億越え投資家・トレーダーはどうやって「低リスクな売買」を実現しているか

資産が億を超える投資家やトレーダーが「リスクをとらない」という時、
私が初心者の頃は、次のように思っていました。

戦場の最前線に他の人を追いやって、
自分は後方の安全地帯から長距離武器で敵をつついて、
安全にお金を稼ぐことをしているのだ、と。

今思うに、それはこういう意味ではないかと思います。

損失自体は期待値が失われない限り可能な限り少額に抑える。
しかし、損失も受け入れる覚悟はできている。

資金管理された許容範囲内のドローダウンであり、
リスクリワード比がよければ、
トレード全体としては低リスクの取引をしていることになる。

中長期の個別株投資の場合は取引回数が少ないため、
ファンダメンタル材料を使うことで、
伸びしろが大きくダウンサイドが小さい低リスクな銘柄を選別している。
(結果的に期待値が大きくなる)

取引回数の多い短期売買の場合は、
リスクリワード比と期待値をより確率的に意識する。
どうであれギャンブルをしていない。

期待値のある取引をしているので、
1回の取引が勝っても負けても、期待値的には稼いだことになる。
稼いだことになるということは、
長期的に損をしている取引ではない。

限られたリスクにさらした資金で、長期的に稼げる運用をしているので
それは低リスクな取引である。

期待値のある低リスクな売買行為は機械的にできるものではなく、
熟練した投資・トレード行為の上に成り立つ。

おわりに

「低リスク」の定義については、様々な議論があるかと思います。

ひとまず、私の考えを整理してみましたが、
低リスクと期待値に結び付きがあることを再確認したのは収穫でした。

前述したように、裁定取引やポートフォリオ分散でない限り、
低リスク運用を享受するためには、
投資・トレードの習熟が必要になる部分があります。

それは単に値動きを当てるスキルではなく、総合的なものと言えるでしょう。

もし「こういう低リスク」の定義や投資・トレード技術があるというものがあったら、
是非コメントで書いていただければと思います。

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