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投資・トレードで成功するために、エッジを信じ切る重要性

2024年1月30日

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仕事をしながら投資・トレードをしています🔶インデックス投資とスイングトレード🔶オプション・分割売買による柔軟なリスク管理を採用🔶取引銘柄は日本株(かぶオプ)・米国株(米国株オプション)・通貨(FXオプション)・株価指数(日経225オプション/先物)・商品先物と幅広く🔶FP資格勉強中

システムトレードと裁量トレードの共通点

このブログの初期、私は個別株のシステムトレードに取り組んでいました。

その運用を取りやめてしまった理由は、

  • 第一に利益を上げることができなかったこと
  • 第ニに検証した範囲で望めるパフォーマンスに満足できなかったこと、
  • 第三に開発した戦略を信じ切ることができなかったこと

というものでした。

裁量トレードに転向し、ここでも現在進行形で四苦八苦していますが、
特に意識させられるのはエッジ(優位性)とそれを支えるメンタルです。

これはシステムトレードと共通する部分があります。
「エッジがあることを信じて、冷静にポジションを取引できるか」という点です。

エッジだけでは冷静になれない

FXのスキャルピングは、エッジを引き出すのに十分な回数取引できるでしょう。
しかし、毎日の損益は変動し、
利益を出した次の日には損失を出していることが
フォローしているトレーダーを見ていると普通にあります。

それでも、週次・月次トータルでプラスになるのはエッジがあるということです。
その背景には、自分のスキルを信じて取引を続けることが求められます。

「堅牢なエッジがあれば、冷静にトレードできるのに」と
思うことがありますが、これは違います。

私がシステムトレードをしていてもできなかったのは、
「戦略を信じ切れなかった」ためでした。
検証上はエッジがあったのに、それだけでは不十分でした。

書籍『タートル流投資の魔術』では、
システムを「心から納得して」運用した著者カーティス・フェイスと
他の運用者の間で、トレーダーとしての成功に明暗が分かれた記述があります。

取引手法は皆同じシステムトレード手法であったにもかかわらず、
発声した成否の大きな差は、
エッジがあるかどうかではなく、手法を信じ切れたかどうかにありました。

『伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術』 : カーティス・フェイス, 楡井浩一, 飯尾博信, 常盤洋二

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裁量トレードの場合

裁量トレードでは「エッジそのものがあるのか」も曖昧になります。

過去検証をしようとしても、できない場合があり、
検証できたとしても、
システムトレードほど堅牢なエッジを証明できないこともあります。
ある程度の経験を積んだトレーダーでも、
場当たり的なトレードをしていることが少なくありません。

数回損失が出たからといって、その売買ルールが悪いということではありません。
取引結果ではなく、プロセスを評価する必要があります。
つまり、「エッジのある取引を適切な資金管理で、プラン通り冷静に取引できた」
ということで評価するのです。

しかし、ここでもエッジは存在しなくてはなりません
裁量トレードの場合、この点が常に曖昧になりがちです。

投資においては、優位性のある投資手法が存在します。
それを身に着け、信じ切ることは、
「エッジがあることを信じて、冷静にポジションを取引できる」
という成功の要素を手に入れたということになるでしょう。

取引回数が少ないスタイルは確率が収束しない

私が始めたオプショントレードでは特にそうですが、
スキャルピングのように月単位で100回以上トレードするものではありません。
期待値の収束や大数の法則を望むことはできません。

理論的には利益が出ることが分かっていても、資産曲線は上下し、
確率が収束する前に、相場は大きく変わってしまいます。

過去検証も手段とデータが限られており、
本当に堅牢なエッジを新たに見つけ、維持するのは困難であると感じます。

エッジとは本来ギャンブルの用語であり、
「胴元に対してプレイヤーが数%だけ統計的に優位になる状況」を指します。

トレードでは勝率50%が60%になったり、
トレンドフォローの利確値幅が少し長くなったり
ということをエッジとしています。
エッジの存在はものによっては、非常にか細いものです。
適切な資金管理がなければ、エッジがあっても破産します。

高いレベルの裁量トレードを行う方法

ここまで考えてみると、
裁量トレードはエッジが存在するかどうか検証しにくく、かなり危うく、
それを信じ切るには困難が多く存在することが分かります。

これを何とかして突き抜けるレベルへと裁量トレードを持っていくには
どうすればよいのでしょうか。

いくつかの対策案を立ててみます。

1.検証をできるだけ行う

検証困難なところを何とかして検証することです。
「自分の取引にエッジがあるのか」という基本的な検証を行います。

システムトレードほど売買ルールをプログラミング可能にしなくとも、
シミュレーショントレードで手動のバックテストを行うこともできます。

ただし、チェリーピック(都合の良い部分だけを抜き出す)の
問題が付きまといます。

2.過去の取引を振り返る

過去の取引を振り返ります。

手数料・コスト負けではなく、
資金管理をしても純粋に資産が減り続けている場合は、
「期待値が負の行動」をしています。

この場合、売買ルールを逆(買いを売り、売りを買い)にすることで、
期待値を一気にひっくり返し、エッジのある取引をすることができます。

純粋にミスしたトレードがパフォーマンスに影響します。

ミスをしないことは、それだけでトレードスキルが向上し、
自分のトレードスキルへの自信が増します。

3.堅牢なエッジの採用

比較的堅牢なエッジを取引に採用することです。

トレンドフォローや平均回帰性のあるペアトレード、
ボラティリティトレードなどです。
大衆心理の逆を突くこともエッジになりえます。

比較的堅牢なエッジを持っている場合、
あとはエッジを信じ切れるかどうかが問われます。

4.トータルプラスへのフォーカス

エッジの結果としての「トータルプラスの取引」に集中することです。

これにより、エッジ・資金管理はもちろんのこと、
取引結果について長期的な視野を持つことができます。

取引を繰り返すことは、損失が出たとしても、
期待値上の仮想利益を積み上げることであり、
これを意識すれば、
裁量取引を続ける上でのメンタリティとトレード行動を
固めることができるでしょう。

まとめ

以上、問いに答える四つの案を挙げてみました。

正直、魔法のような対策案はないように思えます。

文末に紹介している株式投資本に、
「投資家はリスクを引き受けることが仕事だ」という記述があったと
記憶しています。
躁であれば、投資・トレードにおいて、
リスクや損益で一喜一憂させられる圧力を避けることはできません。
そう考えると、冷静さはともかく、
心穏やかに居続けることは、なかなか裁量取引では得られない心境です。

裁量トレードは、あいまいな意思決定を繰り返しているという
落とし穴に陥りがちですが、

先ほどの案を踏まえて、エッジと付き合っていきたいところです。

『マンガでわかる株のキホン(1) お嬢様 投資をはじめる! [投資スタート] 編』: 渡波 郁

『マンガでわかる株のキホン(2) お嬢様 投資をはじめる! [リスクと防御] 編』 | 渡波 郁

『マンガでわかる株のキホン(3) お嬢様 投資をはじめる! [資産運用] 編 』| 渡波 郁

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Avo

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