マーケットの近況
4/3早朝にアメリカが発表した、各国への高い関税の発表により、
世界経済への大きなインパクトが認識され、
債券安、ドル安、株安となりました。
日経平均も例外に漏れず、連日暴落しています。
センチメント
この関税がそのまま適用されるならば、
米国は景気後退入りするだろうという市況反応です。
アトランタ連銀のGDPNowも、GDPマイナス成長を示しており、
関税を抜きにしても、弱気相場のファンダメンタル根拠があります。
現在の私のトレード
今回のマーケットにおいて、それほどトレードを行っておらず、
観察者の立場でいることが多い状況です。
したがって、無理にポジションを持とうとして、
冷静さを欠くようなことをしないよう努めています。
オプションを取引しているため、
このような大相場でプットを買うなどの運用方針は持っていましたが、
今回はポジションを持っていませんでした。
反省点としては、毎月投資・トレード方針を修繕していて、
既存方針のポジション取りの集中力が欠けていた面があります。
特にファンダメンタルのポジション構築方法に課題がありましたので、
改善してきた、テクニカルシステム運用と統合することにしました。
今後について
株のサイクル的には逆業績相場に類するものだと想定して、
暴落底当て買いで、株が優位に仕込めるとは安易に考えずにいるようにします。
債券もこれから買うというよりは、利を伸ばす時期ですね。
弱気相場に乗じて、スイングで株ショートしていくことになるのかもしれませんが、
関税発表後の各国からのヘッドラインはありますので、
決め打ちはせずに行きたいと思います。